第299回 長野県眼科医会集談会・第58回信州臨床眼科研究会
一般講演:当院におけるプリザーフロマイクロシャントの術後6カ月成績

中山隼、 北原潤也、高橋良彰、柿原伸次、今井章

緒言,目的:
【目的】 当院におけるPFMの術後6か月成績を後ろ向きに報告する。
【対象と方法】 2023年10月01日から2025年02月28日までにプリザーフロマイクロシャント手術を行い、6か月以上の経過観察ができた患者21例23眼を後ろ向きに調査した。主な評価項目として術前後の眼圧と点眼スコアの変化、術後合併症などを検討した。
【結果】 術前、術後6か月の眼圧 (mmHg) は26.7±8.1, 10.4±5.9 (p<0.001,Fisher’s LSD検定)であった。術前、6か月の点眼スコア(点)は4.9±1.1, 0.3±0.9 (p<0.001)であり眼圧と点眼スコアは術前と比較して有意に下降した。合併症として8眼(34.8%)は低眼圧、ニボーを形成する前房出血を呈したのは2眼 (8.7%)であった。
【結論】プリザーフロマイクロシャント手術は6か月後の眼圧、点眼スコアを下降させた。