OCT angiography(OCTA)は非侵襲的に網脈絡膜血管構造を評価可能な技術で、2018年に保険収載されたこともあり多くの先生方の注目を集めています。しかしながら、以前より行われてきたフルオレセイン蛍光眼底造影検査(FA)とは所見によっては差異を認めることやOCTA画像をどう判断してよいかわかならいことが理由で、実臨床でどのように用いたらよいか悩まれている先生も多いのではないでしょうか。本講演ではOCTAとFAとの違いから初め、糖尿病網膜症診療におけるOCTAの活用法について実臨床をあげながらお話させていただきたいと思います。